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人を想い、紡ぎ続けたのは暮らしを温かく灯す「機能」 人を想い、紡ぎ続けたのは暮らしを温かく灯す「機能」

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テキスタイルブランド
Finlayson(フィンレイソン)

フィンランド最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」。寝装品、ホームテキスタイルを中心とした質の高い商品によって、心地よい日常の暮らしを提供してきました。グラフィカルで明るく軽やかさをまとったデザインの奥には、国の歴史や人々の暮らしそのものを支えてきた、太く長い「幹」のような物語が存在します。

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1820年、スコットランド人ジェームズ・フィンレイソンがフィンランド第2の都市タンペレに紡績工場を建設したことから、その歴史は始まります。1830年以降は工場敷地内に、働く人々のための教会、学校、病院、図書館が整備され、さらには独自の通貨まで発行。19世紀後半には、フィンランド初となる女性雇用の場の提供や、北欧で最も早く工場に電気を導入するなど、働く環境の革新を次々と進めました。

そんなある種のコミュニティとも言える工場で紡がれる、鮮やかで、生命力に満ちたフィンレイソンのテキスタイル。そこには、冬の長い北欧だからこそ「家の中は太陽のような明るい色で満たしたい」「テーブルクロスやカーテンには春の訪れを感じさせる植物の柄を咲かせたい」という想いが込められていたのかもしれません。1951年に国内で初めて設立された社内デザインアトリエから生まれた数々のオリジナルデザインは、装飾である以前に、心を健やかに保ち、家族の時間を温かく灯すための「機能」でもありました。

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また、フィンランドで初めて製品化された「掛け布団カバー(デュベットカバー)」は、「どうすれば、毎日はもっと心地よくなるか」という問いへの、実直な回答です。その精神は現在、未来への責任として受け継がれています。使い古されたシーツを回収し、美しいラグへと生まれ変わらせる試みは、資源を大切にするだけでなく、布に刻まれた家族の記憶ごと次の世代へ手渡していくことでもあります。

流行を追うのではなく、普遍的な美しさを追求する姿勢。そして、暮らしの空間を、何気ない日常を豊かにしようとする哲学。それは、スウェーデンハウスが目指す家づくりや暮らしの提案と重なります。そして、200年の歴史に裏打ちされたテキスタイルは、これからも家族の時間を優しく、温かく包み込んでくれるはずです。

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